リチウムイオン電池の火災にご注意ください!──令和7年11月から小物金属として収集を開始します

リチウムイオン電池の危険性について

スマートフォン、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーなど、私たちの身の回りにある多くの製品にリチウムイオン電池が使われています。しかし、この電池が原因の発火が多発しており、マンション住戸内において同様の事故が発生した場合、近隣住戸への延焼等、甚大な被害に発展する可能性があります。

発火例

衝撃による発火
ズボンの後ろポケットに入れていたスマートフォンに圧力がかかりショートして出火
充電中の出火
モバイルバッテリーや非純正品の充電器を使用したバッテリーを充電中に出火

    (参考)川崎市ホームページ
    リチウムイオン電池の火災に注意

    火災を防ぐためのポイント

    製品を安全に使用し、火災を防ぐため、以下の点にご注意ください。

    誤った使用方法を防ぐ

    ・圧力や衝撃を与えない。
    ・膨らみ、異臭、熱くなるなど異常がある場合は使用しない。
    ・充電は、安全な場所で、なるべく起きている時に行う。
    ・メーカー指定の充電器・バッテリーを使用する。
    ・高温になる場所や水に濡れる場所を避けて保管する。

    製品自体の欠陥を防ぐ

    ・PSEマークが付いており、製造・販売元が明示された製品を使用する。
    ・リコール情報を確認し、対象製品は使用を中止する。

     (出典:経済産業省ウェブサイト「電気用品安全法(モバイルバッテリーに関するFAQ)」

    (参考1)消費者庁ホームページ
    リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう – 身に着ける、持ち歩く製品にも使用されています –

    (参考2)東京消防庁ホームページ
    住宅でも注意!リチウムイオン電池関連火災

    製品の廃棄分別について

    リチウムイオン電池は、ごみの収集時や処理施設での処理工程の中で圧迫され強い衝撃が加わると、発火や破裂を起こす危険性があります。ごみ収集車やごみ処理施設で火災が発生すると、重大な事故につながる恐れもあります。

    令和7年11月から、小物金属での収集が開始されますので、下記を確認の上、適切に処分していただくようご協力をお願いいたします。

    廃棄分別方法

    小物金属での収集(令和7年11月~開始)

    ※引き続き、JBRC回収協力店(家電量販店等)または生活環境事業所への持ち込みも可能ですが、JBRC回収協力店では、メーカーがわからないものやリサイクルマークのついていないもの、破損・膨張しているものは回収できませんので、ご注意ください。

    (参考)川崎市ホームページ

     「【令和7年11月から】充電式電池(リチウムイオン電池、モバイルバッテリー等)の出し方